2018年4月24日火曜日

(K0356)  食事による減量と運動療法(肥満と減量) <体の健康>

 
(1)  高齢者では小太りの方が長生きするといわれているが、BMI 25以上は小太りではなく肥満。肥満は糖尿病によくない。減量を始めるのはよいことだ

(2)  食事だけの減量では、筋肉量や骨密度も落ちてしまい、要介護の危険が高いフレイル(虚弱)になる可能性がある

(3)  食事による減量プログラム(X)と運動療法(Y)を併せて行うのが好ましい。運動療法には有酸素運動(歩行や自転車など)(Y1)と筋力トレーニング(Y2)とがある

(4)  A群は(X)+(Y1)、B群は(X)+(Y2)、C群は(X)+(Y1)+(Y2)。比較した

(5)  A群、B群、C群のいずれも9%の減量に成功した(半年後。以下同じ)

(6)  運動能力を測るテストの成績は、A群とB群は14%向上、C群は21%向上した

(7)  A群では、筋肉や骨の重さ、骨密度が顕著に減ってしまった

 

出典

下島和弥(しもじま内科クリニック院長)
高齢者はフレイルに注意 / (122)肥満と減量 
【健康カフェ】 産経新聞(2018/04/10)
 
(122)肥満と減量 高齢者はフレイルに注意
https://www.sankei.com/life/news/180410/lif1804100023-n1.html


 
 



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