2018年3月10日土曜日

(K0311)  大変だったけれど楽しかった /自治会長奮闘記(3) <地域の再構築>


 私は、2年間の任期が終わったとき、役員たちに「大変だったけれど楽しかった」と言ってほしい。そのように活動を推進したい。
 
 大変だった:自治会の役員になった以上、大変なのは当然である。もちろん、仕事があり、家庭があり、私事がある。全く犠牲が無いというのは難しいが、許容範囲に収めるようにすればよい。各々が役割に固執すると難しいが、誰かが大変な時は役割を超えて助け合えれば、きっと乗り越えられるだろう。「役員になったけれど、大変ではなかった」というのは、おかしいと思う。
 
 楽しかった:楽しかったと言えるためには、4つ必要だと思う。
   大変さが許容範囲内であること
  「住民の満足する自治会活動」ができているという感触を得ていること
   活動内容に納得していること
   仲が良いこと
 
 このうち①については既に述べた。②については、「まっとうな自治会役員」は、「住民の満足する自治会活動」ができなくては、楽しかったとは言えないだろう。例外はあるだろうが、少なくとも今回の役員は「まっとうな自治会役員」だと信じている。③については、「会長に言われたから」ではなく、疑問があれば率直に語り、話し合い、われわれの活動が「住民の満足する自治会活動」につながるものだと思って、初めて納得できるだろう。そして、④が一番大切だろう
 

 前回、二つの考え方を示し、私は、(2)にこだわった。
(1) 住民の満足する自治会会動
(2) 役員の満足する自治会活動
 
 これまでに示したように、(2)の活動は(1)の実現に向かい、(1)が充たされないと(2)は充たされない。しかも、満足しながらの活動は、効率的になる。(1)(2)は相反するものでなく、両立達成されるものである。(2)からはじめよう。

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