2017年12月28日木曜日

(K0241) オールドタウン化への対応 <地域の再構築>


 今回は、「(K0232)  少子高齢化の縮図 <地域の再構築>の続編であると同時に、
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/12/k0232.html

別のBLOGの「(1100)  家族と暮らしの再構築(3) / 「人口減少社会の構想」(10-3)(放送大学)」とも関連している。
http://kagayaki56.blogspot.jp/2017/12/1100-310-3.html
 

===== 引用はじめ
 国土交通省の担当者は、まちびらきから30~40年で高齢夫婦世帯が増加し、40~60年で単身高齢世帯が増加。やがて世帯消失が進行するという傾向があると指摘していた。
 例えば、昭和46(1971)年にまちびらきした「多摩ニュータウン」(東京都多摩市など)の諏訪・永山地区では、2050年ごろ、高齢化率は42%に到達するという深刻な予測も示された。
===== 引用おわり

 それに対して、二つの動きを紹介している。
 

 一つは、移動販売車である。

===== 引用はじめ
 移動販売車といえば、過疎地の買い物対策とのイメージもあるが、最近はニュータウンでの需要も多い。この団地の場合も、周囲に坂道が多く、食料品販売店はほとんどない。車が運転できない高齢者は移動の手段も限られ、「このままでは、買い物難民になってしまう」と、自治会が業者に出店を掛け合った。
===== 引用おわり
写真参照
 

 もう一つは、「コミュニティレストラン」(食を通じて住民参加で地域課題に取り組む手法)である。

===== 引用はじめ
 堺市南区で平成22(2010)年にオープンした「槇塚台レストラン」。
 管理栄養士の監修を受けた住民らが低カロリーで栄養バランスのとれた食事を提供するという高齢者向けレストランとしてスタートした。ところが、高齢者以外の利用者も少なくないという。
===== 引用おわり

 実際、インターネットで見ると、子供向けに力をいれているようだ。
http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/hughug/mokuteki/ouen/ouendan/ouen_minami/makitukadai_restaurant.html

===== 引用はじめ
 夜間に“居酒屋”をオープンしたところ、大人たちが集う場所になった。ハロウィーンやクリスマスの行事にあわせ、商店などとタイアップしたイベントを行うと、子供たちでにぎわい始めた。
 ともに住民アイデアをもとに実現したプラン。レストランを運営するNPO法人「すまいるセンター」代表理事の西上孔雄(よしお)さん(50)は「レストランは世代をつなぐ地域活性化のきっかけになる」と話した。
===== 引用おわり

 

出典

【泉北ニュータウン50年 まちをつなぐ(中)】

「加速化する超高齢化社会、買い物難民…オールドタウン化にどう対応」
http://www.sankei.com/west/news/171221/wst1712210036-n3.html

「食」を通じ世代間を橋渡し
産経新聞(2017/12/15)


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