2017年9月11日月曜日

(K0132) 事例研究構想 / 定年女子 <定年後>


「定年女子」を考えようとするとき、男女機会均等法に注意しなければならない。法が施行された1986年に22歳で就職した(浪人・留年なく4年生大学を卒業)女性は、現在53歳で、まだ定年を迎えていない。そこで、定年後を考えるに際して「均等法世代」の女性にはロールモデルが存在しない。

似たところを探すと、公務員、学校の先生(私学を含む)、外資系企業においては、男女格差は少なく、男性に伍して対等に働いてきた女性も多いのではないか。また、弁護士や医師など、専門を身につけた人は、男女と対等に仕事ができるはずだ。

一方、「均等法世代」にあって一般職に就いている方は、「前世代」で男女所格差のある(普通の)会社で勤めていた人と近いのではないか。

その他、非正社員の方も、家庭に入った方もいる。
 

「黄金期(6075歳)」の生き方に労働形態が影響するかどうかは、わからない。おそらく、労働形態にかかわらず共通するところもあるだろうし、相違するところもあるだろう。
 

(1) 特に労働形態にかかわらず、60歳以上の女性にインタビュー

(2) その結果に関する感想を、特に労働形態にかかわらず、60歳未満の女性にインタビュー

(3) 上記二つのまとめに対する感想を、男性にインタビュー
 

こういうことをしていけば、いろいろなことがわかるのではないかと考えている。

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