2017年7月20日木曜日

(K0080) 終末期像(Anti AgingでなくWith Aging) / ターミナルケア 看取るとは / 「生きづらさの中を生きる」(6-4) <臨死期>


1.   自宅療養の希望と現実

   ・  終末期に自宅療養を希望する人は、63.3%
   ・  自宅で最期まで療養できない人は、66.2%

 厚生労働省「終末期医療に関する調査」平成20年調査結果より

  私見
 団塊の世代が終末期に入る時期には、
 医療施設も介護施設も満杯状態で
 入りたくても入れない、必要であっても入れない。
 国家財政も、自治財政も、少子高齢化で逼迫状態。
 好む・好まない関係なく、医療・介護サポートが不十分なまま
 自宅療養せざるを得ないのではないか。
 

2.   在宅療養期間

   ・  癌患者は平均2月
   ・  非癌患者は平均2年

  私見
 介護期間が長引くと、介護者が疲弊してくる
 急に死なれると、お別れもできない
 残された人が困らないための身辺整理にも少し時間が欲しい

 2月というのは、ちょうどよい長さだろう
 癌にはかかりたくないが、それでもかかってしまうこともある
 癌になってしまって、悪いことばかりではない
 

3.   「ピンピンコロリ」は、急死である

   ・  穏やかに衰えて死ぬ人 90%
   ・  倒れて数日で亡くなる人 5.2%
   ・  急死する人 4.8%
    ピンピンしていてその場でコロリと死ぬことは、急死である
    誰かが急死したら、その場はパニック
    家族・親族は後々まで悔やむ

  私見
 家族のことを考えると、ピンピンコロリ(急死)を私は望まない
 最後はしっかりお別れし、残された家族の悲しみを少しでも和らげたい
 残された人が困らないように、身辺整理をしておきたい

 自殺はしたくない
 5.2%しか起こらないことを中心に計画を立てるのは不合理
 90%確率の「穏やかに衰えて死ぬ」を計画の中心におきたい
 

4.   体の健康と心の健康

  体の健康
     人は必ず老いて、いずれは死んでいく
     介護も医療もこの「しょうがない」事実を受け入れないと…
  心の健康
     たとえ体が病んでいようとも、
     家族・友人を思いやり、愛することができる
 

5.   Anti AgingではなくWith Agingで自分らしい老いを

 加齢による心身の変化に抵抗したり落胆したりせず
 素直に受け入れ、人間としての尊厳や自分らしさを失わずに、
 前向きに生きることを目指す考え方

 

日頃、私が考えていたこと。
「わが意を得たり」の関本先生の講義だった。
 

講師:関本雅子(関本クリニック院長)

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